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オレオレ詐欺 被害

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今回はオレオレ詐欺に関しての記事なんですが、
オレオレ詐欺が流行し、被害が出始めたころから、もうすでに約10年以上たってるんだそうです。

警察たちは高齢者宅への訪問や各種キャンペーンで注意を呼びかけたり、
金融機関では高額の現金を引き出す高齢者に声をかけて水際阻止を進めています。

しかしながら、それでも被害が減少するどころか、
手口はさらに巧妙化し、再び増加傾向となっています。

高齢者宅に電話して現金をだまし取る詐欺事件が認知され出したのは平成14、15年ごろで、
「オレだよ」などと息子を装った手口から当初は「オレオレ詐欺」と呼ばれたのがきっかけ。

その後、利用していないアダルトサイト使用料などを請求する架空請求詐欺や、
融資を装い保証金をだまし取る融資保証金詐欺なども登場しましたし、
さらに架空の投資話やギャンブル必勝情報提供の手数料詐欺なんかもあって、
こういった類の詐欺は後を絶ちません。

警察庁幹部は「犯行グループの摘発が最大の被害防止」と強調するんですが、
摘発されているのは「受け子」と呼ばれる末端のメンバーらが大半というのが現実です。

今年上半期に振り込め詐欺型で摘発された582人のうち受け子は363人と6割以上、
主犯格の摘発はたった23人にとどまっています。

「主犯格の逮捕でグループ壊滅に至っていないことも、
被害を食い止められない要因であることは否定できない」(警察庁幹部)と言っているそうです。
至っていないこともって「犯行グループの摘発が最大の被害防止」とか
謳ってるわけですから、それで被害を食い止められないのは当然の結果でしょう。

悪用された口座を凍結するための振り込め詐欺救済法が20年に施行されると、
翌年には被害が急激に減少したんですが、その後は受け取り型が流行することに。
つまり、警察当局と犯行グループのいたちごっこが続いているわけですね。
本当にきりがないと思います。
かといって、打開策もないわけですが、、。

警察庁幹部は「犯行グループのターゲットは高齢者なので、
今後は高齢化社会が進む一方なので被害の拡大が懸念されるが、
今後も着実に捜査と被害防止に取り組む」と発表しています。

10年以上も被害拡大をおさえられないとなると、
斬新なシステムの導入など、根本的に何かを変えていくしかないような気がしますね。


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